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顔や足のむくみとカリウムの関係性について・・・

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こんにちは大門健康治療所です。

本日もブログへのご訪問ありがとうございます。

浮腫と改善方法

これからの季節膝から下がむくみやすくなる人が増えてきますね。

むくみの原因には様々な要因がありますが本日は多くのむくみの原因であるカリウムについてお伝えしていきたいと思います。



顔や足がむくむからといって水分を取らない人がいますが、むしろ逆効果になります。しっかり必要な水分は取る方がいいです。

むくみはリンパ液(体液)が細胞と細胞の間を行き来しているのですが、それが行き来せずに滞る状態をいいます。



なぜ滞るのかを改善すればむくみは自然と治っていきますし、むくみを予防することもできますね。

むくみは決して水分をとったから起こるのではなく体液の中に含まれている電解質のバランスが崩れたときにむくみを起こすことになります。

電解質はカリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム亜鉛などなど。




一般的に知られているのが塩分の取りすぎですねナトリウムの過剰摂取によるむくみになります。

ファーストフードや揚げ物系に多く含まれているのでコンビニ弁当などにも多く含まれていますね。


塩分を摂りすぎるとカリウムが不足しがちになります。

カリウムは緑黄色野菜などに多く含まれているため苦手な方は摂取しにくいことがありますね。

ここでお勧めなのがバナナになります。

バナナには多くのカリウムが含まれているので野菜が嫌いな方やはバナナを食べると良いでしょう!

朝バナナを食べるとさらに良いでしょう。




もう少しカリウムについてお話ししていきましょう。

例えば体重が60キロの人の場合カリウムの量は120グラム程度になります。

カリウムは体内ではカリウムイオンと言ってイオンの状態で存在しています。

その約98%は細胞内の体液に存在しています。

残りの約2%が細胞外液に存在しているのです。

体内の浸透圧を保っているミネラルがナトリウムです。

浸透圧とは水分が出ていくような現象のことです。



例えば魚を料理するときに生魚に塩をまぶすと魚の中にある成分が徐々に浸透圧によって外に抜け出してきます。

ナトリウムとともにカリウムは体内でバランスを保ちながら働いているのです。

筋肉の収縮や神経伝達物質にもカリウムが関係しています。


カリウムは余分なナトリウムを排出し高血圧を抑制する働きもあります。

高血圧の方に出るお薬はカリウムが多いですね。

カリウムは普通に食事をしていればまず不足する事はありません。

ただ下痢などによる腸の不調によってカリウムが欠乏しやすくなる時があります。



低カリウム血症では脱力感、食欲不振、低血圧不整脈などの症状が起こりやすくなります。

腎臓機能が正常であればカリウムを摂りすぎたとしても明中に排出されるため正常値を保つことができますが

腎臓機能の低下により高カルシューム血症でも低カリウム血症と同様の症状があらわれます。


高血圧などの方はカリウムを率先して食べるといいですねむくみの方にはバナナをお勧めします。