こんにちは大津市整体
腰痛しびれの専門家
大門健康治療所です。
本日もブログへの訪問ありがとうございます。
今日は、腰痛やしびれの話ではなく
少し違う話になります。
滋賀県は車が無いと
日常生活が不便とよく言われます。
確かにそうで、縦長の大津市に住むと
車が無いと不便。
世界一の車と言えばトヨタですね。
そこで、以前にトヨタの新聞記事を読んだことを
思い出しましたので書いてみます。
愛知県は自動車保有台数が全国一位とのこと。
また、道路面積も北海道に次いで広く、
車線も多く車移動がしやすい環境にあるようです。
(※ただ、愛知県は交通事故死亡者数も1位)
さて、トヨタ自動車と言えば
時価総額が約24兆円という
日本一の企業です。
ぼくも今現在、トヨタの
車に乗っていますが、
トヨタ自動車の品質が
素晴らしいことは言うまでもありません。
品質の良い自動車を適切な価格で
提供できているからこそ
日本一の地位を確保できているのでしょう。
良い自動車を更に改善、改善、改善を
繰り返して品質改良を重ねていく。
いわゆる、”トヨタ式 カイゼン術”
と呼ばれる部分です。
・ある商品で成功
→その成功した商品を改善
→商品がどんどん高品質に、、、
と、カイゼンを重ねることは良いことですが
”トヨタ式 カイゼン術”を真似する際に、
注意しなければならない点があります。
それは、その良さが段々と
お客さんの必要性から
離れて行ってしまうことです。
つまり、サービスを提供する側としては、
どんどん優れた商品へと改善し
続ける努力を続けたとしても、
一般のお客さんとしては、
「別に、そこまで必要ねーし・・・」
ということが起きてしまうのです。
例えば、
薄型テレビ、
⇒「そこまで、薄くなくてもいいし・・・」
例えば、
携帯電話、
⇒「通話が出来れば他の機能はいらないし・・・」
例えば、
ノートパソコン、
「メールとネットが出来れば十分だし・・・」
例えば、
整体、
「ポキポキされたくないし、押してもらう方が気持ちいいし・・・」
となってしまうのです。
サービスを提供する側としては、
100%良いことをしていると考えています。
よい商品やサービスをさらに改善し続けているのですから、
間違いなく正しいことをしていると信じています。
そうして、どんどん・どんどん自分たちの
商品のカイゼンばかり焦点が当たり、
「お客さんは一体何を求めているのか?」
というところに関心が向かわなくなってしまうのです。
痛みを取るのは当たり前その後、何がしたのか?
スポーツ?
介護?
子育て?
など・・・
患者さんは、必ずしも最高品質のものを求めているわけではありません。
自分たちの必要性を十分に満たしてくれる品質のものであれば、
最高品質のものではなく、より安価な商品の方を選択するという傾向があります。
整体に来れれる患者さんも、
最高峰の治療技術を求めている訳ではありません。
痛みを理解してわかって欲しいとか
会話するのが楽しいとか、
癒しで気持ちいとか、
治療技術以外の部分を求めている方の方が多いです。
自分たちのサービスの改善をするのは大事ですが、
”患者さんは何を求めているのか?”
の部分に意識を持って活動するのが大事ですね^^