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整体や骨盤調整・オステオパシー・さとう式リンパケアを大津市唐崎で行っております。

治療を受けると腰痛が悪化する理由とは・・・

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破壊行為とは、患者さんの体を
傷つけて、治りにくくしていることです。


悪気はありません。
真剣に治そうと思っての事です。


この行為意外とみんなやってるの
しってましたか。
 
 
もちろん、2年前、私もやっていました。
 
 
例えば、
治らないとムキになって
治療時間が長くなってしまいますよね。
なんで治らない!?
 
 
手技しても治らないなら、
次は電気を足して!
それでも治らないなら、
超音波も足した…
それでも駄目ならハリでやってみる。



 
 
気がついたら、
20分の治療時間が
倍の40分もやってしまっている
なんてこともありました。
 
 
治したい気持ちで、
時間が伸びてしまう
のは凄くわかります。
治療家として大事な気持なのです。
 
 
しかし、実はこの優しさが一番治らない
原因を作っていることなんです。
私はこの行為を破壊行為とよんでいます。
 
 
なぜなら、あまり触れないで治療することが
最も早く治るからです。
 
 
体は触りすぎると、
体の中にエネルギーを溜め込んでしまいます。
溜め込んだ熱が、触った部分の関節に熱となり、
発散させるのです。
 
 
例えば、変形性膝関節症の人に大腿四頭筋と
ハムストリングの動きを付けたいから、
足を抱え、曲げ伸ばしするとします。

 
一瞬は動きやすくなるけど、帰ったあと
、動かしたエネルギーが熱に変わり、
膝は炎症するため痛みが出ます。
 

後が痛む、痛くなった。との患者さんの
訴えはこれが原因の第一位。
 
もっとわかりやすく言うと、
高校野球のピッチャーが毎試合連投すると
準決勝あたりで、肩が上がらなくなり、
投げれなくなるのも、
運動エネルギーが肩に蓄積して
熱を発生させているからです。
 
 
だから、
人の体は極力触らないよう
にしないといけないです。
 
 
もちろん、エネルギー療法とか、
わけのわからん治療ではないので、
触れることはしますが、
時間にして5分~あ15分程度。
しかも、原因である関節(主に骨盤)しか治療しません。
 
人工の膝関節を入れないといけない。とか
ヘルニア、脊柱管狭窄症の人も治癒できています。
 
あ、もちろん。1回とか、2回では無理ですよ。
3ヶ月掛かる人もいれば、半年と掛かる人もいます。
これを見てくれている
読者の方の中にも、長いと捉える人も、
もちろんいるでしょう。
 
 
ただ、人工関節を入れる寸前の人達からすると、
3ヶ月で10回通院してもらったり、
半年で20回通院してもらうという期間は
長いのか?ってところですね。
 


ほんとに治したいなら、
治療時間を伸ばすことを選択するのではなく、
勇気をもって時間を短くして、
家でicingをしてもらうことをしていきませんか?