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姿勢がいい=やっぱり疲れないのか?

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こんにちは大津市の腰痛しびれ整体院
大門健康治療所です。

本日もブログへの訪問ありがとうございます。


【姿勢がいい=やっぱり疲れない】

そもそも
いい姿勢というと胸を張り、背筋を伸ばす
イメージがまだまだ根強いです。

背筋ぴ――――ンって感じ。

ですが、その意識を持っている多くの人が
肩や首のこり、腰痛に悩んでいたりします。

ホント多いように思います。


なぜ?


を考えてみましょう。

人間の身体を制御してくれているのは、
脳や脊髄といった神経たちです。

司令塔ですね。

この神経たちが、
筋肉や内臓が行う生命活動
生理活動に必要な動作を管理し、
また危険がないか監視をしてくれています。


身体を動かすのに有意識に動くのが運動神経、
無意識の活動で内面的な
保護をしてくれるのが自律神経という種類です。

勝手に心臓が動きますよね。

本来、
立つという動きは無意識にできる範疇のもの。

無意識にできることは自然に現れる動き、
本能の動きなので、
人間の構造になぞらえた
自然で楽な形に合わせてあげるのが良いのです。

その方が、生理活動のパフォーマンスが下がらずに
自然に済むんですね。

そんな自然な形のためには、
骨の形に合わせてあげる。

骨格ですよ。

背中の骨はS字カーブを描いていますから、
その形に合わせて背中は丸くしてあげる方が楽。

S字の形で姿勢を意識する方が、
無意識にできる楽な姿勢になるんですね。

でも、
胸を張って背筋を伸ばす
ことを体現しようとしてしまう。

これは運動神経を使っての結果です。

いいイメージだと思いがちな
胸を張って背筋を伸ばす姿勢は、
身体の構造から見て
不自然な運動をしていることになります。

この辺は難しいですね。
背中が丸いと機能的には良いのでが
見た目が「猫背」になるんでね。

そこから加齢や日々の疲れが
上乗せされてしまうのですから、
いい姿勢と思って動けば動くほど、
効率の悪いことをしているってことになるんです。

痛みやこりが大きくなればなるほど、
無意識の回避動作が行われるのが身体の仕組み。

間違った運動とかばう動きの果てに、
どれだけ胸を張って背筋を伸ばしても、
しんどさからは解放されなくなって
しまうってわけなのです。

そんな状況から身体を変えていくには?
ですよね。

まず、背中を丸くしてもいいと思ってしまってください。

良いんですよ。猫背であっても。
身体がそうしているのが生理的なのですから。

間違った姿勢イメージを変えて、
無意識な動きは楽なになるのが生理的ですよ。

胸を張らない姿勢はいいですよ。